[2013 口頭発表 要旨]









田原 実 TAHARA, Minoru

1964年生まれ 岡山県倉敷市在住、近畿大学農学部水産学科卒。人工魚礁メーカーから出向。貝殻人工魚礁の開発に携わり、魚礁と貝殻利用技術の普及に従事。潜ることが好きで年に数回、高知の海でダイビングしています。 

[ 発表要旨 ]

宿毛湾における海洋修復技術実験結果について

(1)はじめに 宿毛湾では磯焼け※などにより生物の生息環境が失われてきています。そこで、生物にとって良好な沿岸域環境の創造と海で生産される貝殻の有効利用を図るため、貝殻構造物を用いた海洋修復技術実験を行いました。 
(2)方法 貝殻をメッシュパイプに充填した生物付着基質を防波堤に取り付け、潜水で観察し、サンプルを採集、分析しました。 
(3)結果 月日が経つとエビ・カニ等の小型生物が貝殻構造物に住み着き、生物が増え、それらを食べようと魚が集まりました。宿毛港湾の実験ではコンクリートに比べて約9倍の生き物が確認できました。 今後、減災・防災対策を図りつつ、生物に配慮した港湾施設の導入を提案していきたいと考えています。